支部長挨拶

九州インプラント学会 支部長あいさつ近年、歯科インプラント治療は欠損補綴治療の1選択肢として確立され、文献でも高い生存率が報告される予知性の高い治療法です。最新の歯科疾患実態調査(平成28年度)によると、インプラント治療を受けた経験のある患者の比率は、欠損歯数が多くなる50代以降から増加し(3%前後)、65歳〜69歳の年齢層で最も多くなる(4.6%)と報告されています。

このような背景を考慮すると、インプラント治療に対する需要は今後も増加することが予想され、それに対し安全・安心なインプラント治療を提供するための知識・技術の習得が必須であることは言うまでもありません。また、日進月歩する技術や器材の進歩に常にアンテナを立て、最新の情報にアップデートしていく必要があると感じています。

本学会では、研修施設や専門医制度を整備することで、歯科医師のインプラント治療に対する技術ならびに専門性の高い知識の担保に努めております。2018年度には正会員数が15,000人を超えました。全国の歯科医師数が104,533人(厚生労働省の調査・平成28年度)であることを考えると、歯科医師の7人に1人が本学会の会員ということになります。

九州支部は沖縄県を含む九州の8県で構成されています。研修施設として6つの大学と2つの臨床系施設があり、安全・安心なインプラント治療を提供できる歯科医師の育成に努めております。また、年1回の支部学術大会を開催しており、最新の情報の交換、あるいは個々の知識のアップデートの場として活用頂いております。

支部運営にあたっては、各県の代議員の先生方を始め会員の各先生方と連携をとりながら会務を進めていく必要があります。国内におけるインプラント治療の水準を向上し、国民に寄与するため、今後とも会員の諸先生方のご協力をお願い申し上げます。

 

公益社団法人日本口腔インプラント学会
九州支部 支部長 古谷野潔

 

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